5/19/2017

カタクチイワシの炭火焼き


バスク旅行の続き。リュズから10分ほど海岸を歩いて
かもめたくさん飛んでいる川沿いのシーフードレストラン「Arrantzaleak」。


ここで食べた「カタクチイワシの炭火焼き」がちょっぴり衝撃でした。
まるで”ししゃも”のような盛りつけに目が釘付けに、
香ばしく焼いたイワシにかかったバジルとガーリックの香味ソース。
イワシといえば、梅煮とベッカフィーコが定番の我が家ですが、
忘れられない味になりました。
ムール貝はハーブバターで熱々をいただきました。
小ぶりで身がしまり、味わいの濃いムール貝。白ワインがすすみます。


そして、「Rouget-barbet ヒメジ」の炭火焼きは
こんな姿でやってきました。ちょっとぴんぼけですが…アップです。


背開きにして炭火焼にしたヒメジに
オリーブ、揚げにんにく、ねぎ、ソラマメ、ケイパーベリーをのせ
パセリのソースが添えてあり、付け合わせは、茹でポテトとラタトイユ。
ふわっと焼けた身があまりにおいしくて、焼き魚もこんな風に
トッピングしたり、付け合わせをプラスすると、ご馳走ですねー。
たくさんのアイデアをいただいた、楽しいランチになりました。


実はこのレストラン、日本人女性が厨房に。
旦那様がオーナーで、ご家族でやっているということでした。
今回の旅は、空港以外でほとんど日本人を見かけなかったので、
MENUを見ているときに「日本人の方ですか?」と聞かれびっくり!!
おすすめのワイン「CHATEAU JOLYS JURANCON SEC 2012」。
魚介の炭火焼きにぴったりな爽やかなワインで、セパージュは
プティ・マンサン 50%、グロ・マンサン 50%。お気に入りの1本に(^^♪


帰国すると、真いわしが出回り始めていました。
カタクチイワシの4倍ぐらいの大きさではありますが、
ハラワタを処理して、バジルとニンニク、オリーブオイルのソースで
こんがりとグリルしてみました~!!
食感はあまりに違うけれど、イワシ料理の定番となりそうです。
干物にも合うかもしれないなーと思ってみたり。
次回は、開くか三枚おろしにして、カリっと焼いてみましょう。
料理教室でも、ご紹介したい一品になりそうです。


マルシェやスーパーには、新にんじんがたくさん並んでいました。
一束の量があまりに多く、買うのは断念しましたが…。
日本は今まさに、新にんじんの季節ですね。キャロット・ラペを作りましょう!
旅で出会った味を再現してみる。それは、もう一つの旅の魅力です。

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